ロレックス高額買取のための業者選びと査定のコツ

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祖父の遺品整理をしていたら…~じっちゃんのロレックス編~

まさか遺品整理をしていてあのロレックスが出てくるなんて!?

遺品整理で故人の思いがけない品が出てくるのはよくある話です。私が働いている買取店にも、思い出の品を持って遺族の方々がよく足を運ばれます。あれは桜も散り始めたうららかな春のある日。出会いもあれば別れもある季節に、30代の男性(Bさん)が「祖父の時計なんですが…」と来店されました。

手渡された時計は、1970~1980年代頃に発売されていたロレックスのアンティークモデル。長年愛用されていたのでしょう。ところどころ傷はついているものの、メタルのブレスレットは輝きを保っており持ち主に大切にされていたのが伝わってきます。Bさんがおっしゃるには、亡くなった祖父の遺品整理をしていたときに見つかったとのこと。「おじい様はよっぽどこの時計を大切にされていたのでしょうね」。思わずそう口にしていた私にBさんは「そうですね」とおじい様と時計にまつわるエピソードを話してくれました。

Bさんのおじい様は東京生まれの下町育ちで、工芸品の職人をされていた方だそうです。今回お持ちになったロレックスは1972年の35歳の誕生日に購入され、それから45年間ずっと身につけていたとのこと。「仕事に命をかけていたような人だったので、祖父との思い出は少ないんです」

そう話すBさんは、「でも」とロレックスに目を落として「子どもの頃、縁側で休憩しているじっちゃんの膝に座って、このネジを巻かせてもらうのが好きだったのは覚えています」と懐かしそうにリューズ(ネジ部)を眺められていました。過去を振り返って思わず口にしたのでしょう、「じっちゃん」という言葉にBさんのおじい様への想いが感じられて微笑ましかったです。「まさか、ロレックスだったなんてね」と苦笑いされていましたが、実は遺品整理をしていたらロレックスを見つけたと店を訪れる方は少なくありません。

「ロレックスは耐久性に優れている時計なので、お客様のようにお父様やおじい様が長年愛用していたものをお持ちになる方も多いんです」。そう説明すると「そうだったんですね。高級時計のイメージしかなかったから、見つけたときはあのじっちゃんが!?ってびっくりしました。うちの母親なんて「偽物じゃないの?」と半信半疑だったぐらいです」と話すBさん。

「ロレックスは職人の技術が光る時計でもあって、おじい様ご自身のお仕事に通じるものがあったのかもしれませんね」

私の言葉にBさんは「そうかもしれない」とつぶやいて、あらためておじい様の形見である時計をじっと眺められていました。「この時計は、まぎれもない本物ですよ。文字盤のシャープさや数字のバランスはもちろんですが、リューズと呼ばれるネジの部分も職人技が光るポイントなんです」とBさんとおじい様の思い出がつまっているリューズについて話をすることに。

「リューズのギザギザしている部分を見てみてください。先端を丸くしてあるのが分かりますか?これは、ネジを回しやすいように使い手のことを考えた職人のこまやかさな心配りなんです」

興味深そうに私の話を聞いていたBさんは「どうしてじっちゃんがロレックスを選んだのか、やっとわかった気がします」と思い出をなぞるようにリューズに触れられていました。

「やっぱり多くの時計を買い取ってきた方の目は違いますね。母が遺品買取業者にまとめて頼もうとしていたんだけど、そんな話はまったくしてくれなかった」

たぶん文字盤のロレックスの文字しか見ていなかったんじゃないかな、と言うBさんはおじい様の大切な形見を売ってしまうことをずいぶん悩まれたそうです。ご自身で着けることも検討したそうですが、デザインがどうしても合わなかったとのこと。

「ロレックス自体の重みもあるけど、じっちゃんの一生を刻み続けていた時計だと思うと余計に重たく感じてしまって…。無理して着けると、もういい歳なのに『若造が』っていうじっちゃんの口ぐせを思い出すんですよね」

それよりは、大切にしてくれる人のもとに渡ったほうがおじい様も喜ばれると考えてお店まで足を運んでくださったそうです。「でも、本当に手放してもいいのかお店の前で長いこと迷いました」。Bさんは申し訳なさそうにしていましたが、私はこれまで持ちこまれた品と一緒に多くのお客様の迷いとも向き合ってきたので気持ちはよく分かります。「それでも」とお店に足を運んでくださったBさんのようなお客様の気持ちに応えるのも、私の仕事です。

思い出をお金に変えるのは野暮だと感じる方もいるかもしれません。それでも思い出がつまった一つひとつの品としっかり向き合って相応の金額を提示することで、気持ちをスッキリとされるお客様もいらっしゃいます。私が提示した100万円以上の査定金額を見てBさんは「こんなに?」と目を丸くされていました。ロレックスは種類によって買い取り金額はさまざまですが、Bさんがお持ちになったものはアンティーク市場でも特に人気の高いモデル。さらに、もともと流通している数が少なかったこともあって、現在では入手が難しい時計となります。

「さすが、じっちゃんが選んだ時計だ」

そう言って笑うBさんの顔は、おじい様の形見を手放すのを迷われていたときとは変わって、スッキリしたものになっていました。もしも、Bさんがこの時計の良さが分からない業者に買い取りを頼んでいたら、このような表情を見せることはなかったかもしれません。そう考えると、しっかり品を見極めたことでBさんがおじい様との思い出と向き合えるきっかけを作れたのかもしれないと私自身も嬉しくなってしまいました。

Bさんのおじい様の時計は、新しい持ち主のところに渡ってまた時を刻みはじめるでしょう。遺品整理のための買取は過去と未来をつなぐ役割もあるのだと、今回のBさんとのやりとりで改めて私自身の仕事について考えるきっかけになりました。これからもきっとロレックスをお持ちになった遺族の方が来店されることでしょう。その際は、遺族の方も時計も新たな未来へ歩めるお手伝いをしてまいります。

目利きのジーミーが詠む!ロレックス川柳

動きだす じっちゃんの時間(とき) 新たな手で

じっちゃんの時間は決して止まったわけじゃなく、新しい手の上でまた時を刻み続けているはず。思い出の品を手放すことは新たな始まりにもなるんですね。

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